WARP [WEST ART PROJECT] "OSAKA "
大阪
 
本作品は、WARP[WEST ART PROJECT]の一環としてJR大阪駅の新駅ビル「イノゲート大阪」2階、屋外広場「風光の庭」に設置されたモニュメント。
大阪の玄関口で文字通り「大阪」を掲げ、文字を分解し三次元上で再構成するという手法。作品の表面は樹脂らしい質感と鮮やかな色彩。
 
照明は、見た途端に作品の意図が伝わるよう正面をはっきりと見せること、つまり「正面に無用な影を作らない」ことに主眼を置いた。
 しかし影を作らないといっても、本作品のように部材が立体的に折り重なる形状では、どこから照射しても必ず影が生じてしまう。設計ではまず1/10模型を作って特徴を掴み、更に照度計算ソフトで3D解析することによって照射の位置と照明器具仕様を見出した。また光色は、作品独特の色と質感が伝わるよう、高演色(Ra92)でニュートラルな白色(色温度4000K)としている。
ところで今回の照明器具の最大の特徴は、無線で調光調色(明るさと光色の調整)ができるところ。実はその機能を活用し、併せて春夏、秋冬のシーン等々も作成しており今後披露の機会があるかもしれない。
更には照明器具本体の塗装色も、正面に立った際に作品と重なって目に入るものについては特注色を施し作品との同化を図った。

WARP [WEST ART PROJECT] "OSAKA "
大阪
 
本作品は、WARP[WEST ART PROJECT]の一環としてJR大阪駅の新駅ビル「イノゲート大阪」2階、屋外広場「風光の庭」に設置されたモニュメント。
大阪の玄関口で文字通り「大阪」を掲げ、文字を分解し三次元上で再構成するという手法。作品の表面は樹脂らしい質感と鮮やかな色彩。
 
照明は、見た途端に作品の意図が伝わるよう正面をはっきりと見せること、つまり「正面に無用な影を作らない」ことに主眼を置いた。
 しかし影を作らないといっても、本作品のように部材が立体的に折り重なる形状では、どこから照射しても必ず影が生じてしまう。設計ではまず1/10模型を作って特徴を掴み、更に照度計算ソフトで3D解析することによって照射の位置と照明器具仕様を見出した。また光色は、作品独特の色と質感が伝わるよう、高演色(Ra92)でニュートラルな白色(色温度4000K)としている。
ところで今回の照明器具の最大の特徴は、無線で調光調色(明るさと光色の調整)ができるところ。実はその機能を活用し、併せて春夏、秋冬のシーン等々も作成しており今後披露の機会があるかもしれない。
更には照明器具本体の塗装色も、正面に立った際に作品と重なって目に入るものについては特注色を施し作品との同化を図った。